ハードワークエンジニアのひととき

エンジニアを育てよう Re.Japan

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4の2. 評価・測定 が出来るようになる:信頼性試験を行いたくさん作っても良いか調べよう

信頼性試験について 製品設計も中盤から終盤になると製品の寿命・耐久性を考慮した条件を設定し信頼性試験を実施します。 信頼性試験には、製品の実使用以上の温度や湿度の条件を設定して行う環境試験(環境性能評価)として高温試験、低温試験、高温高湿が…

4の1. 評価・測定 が出来るようになる:電気的性能を評価するための道具はつかえるかな?

設計した電子回路の性能評価について 電子回路設計者は、図面として設計した電子回路図が実際にプリント基板上に配線設計が行われ、電子部品が搭載されることによって具現化した電子回路基板が設計した意図通りに正常に動作するのかを検証する必要があります…

3の3. 基板設計 で回路設計を形にする:電気的性能を満足する基板デザインができるかな?

基板設計とは 私は、回路設計は理屈上の設計であり、基板設計が実態配線設計と考えています。つまり、回路設計エンジニアは基板設計もできる必要があると思っています。基板設計は、基板設計者の能力が一番発揮できる仕事としての醍醐味であり、電気特性を満…

3の2. 基板設計 で回路設計を形にする : 基板CADで部品たちを自在に扱う

基板設計について 電子回路設計者は回路図CADのオペレーション取得と同様に基板設計CADも使いこなせるようになりましょう。 なぜならば、回路検討を行い基板デザインの変更をする場合、自身で行くと間違いが少なく短時間で作業が完了します。 部品形状(フッ…

3の1. 基板設計 で回路設計を形にする : 基板設計とはリアルワールドとの対話です

会社によっては、または部門によっては回路設計者は基板設計の作業が不要な場合もあります。しかしながら私は回路設計者は基板設計も出来る能力が必要と考えています。正しい回路を設計しても基板設計の出来が良くないとその回路が正しく動作しないことは多…

2の4. 回路設計 をするために部品を知る : 最適な部品選定ができるようになろう

回路部品について 抵抗、コンデンサ、コイル・・・どれ一つとっても様々な仕様(スペック)があります。 温度特性・周波数特性・最大定格・・・などすべての部品性能に細かな違いがあります。設計する製品仕様・動作環境を考慮した上で部品選定をする必要が…

2の3. 回路設計 をするためにICを使いこなす : ICリファレンス回路が理解できるようになろう

ICを使いこなすとは 最近では純粋なアナログ回路というものは減ってきており、多くの製品はICとそのICを動かすための周辺回路で出来上がっています。つまり、ICをいかに正しく使いこなせるか?が基本スキルの一つになっています。ICを動作させるための推奨回…

2の2. 回路設計 をするための技能として : 回路系CADの操作ができるかな?

回路設計では必ず図面作成にCADを使用しますので操作に慣れましょう。 多くのCADシステムでは基本的な抵抗やコンデンサ、トランジスタといった回路図記号はライブラリとしてシステムに登録されていますが、ライブラリに登録が無い場合は自分で作成する…

2の1. 回路設計 をするために回路図を読む : はたして回路図記号が読めるかな? 回路定数が読めるかな?

回路設計者は電子回路を図面として作図する必要がありますので、まずは回路図記号が読めないとお手上げですね。電子部品には、抵抗、コンデンサ、コイル(インダクタ)、ダイオード、トランジスタなど多くの種類があります。 簡単な電子部品である抵抗一つを…

1. 実務と関連する基礎回路理論は押さえておく

回路設計技術者として出発する為に、技術の背景となる理論をまずは押さえておくべきです。 つまり、電気回路の基礎となるオームの法則に加えて、デジタル回路系、アナログ回路系、高周波回路系、電源回路系、液晶などの表示デバイス系など、各自が設計を担当…

必要とされる電子回路設計エンジニアになるために取得すべき7つのスキル

【はじめに】 製品回路設計エンジニアを目指すルーキー諸君へ電子回路設計者として理解し身に着けるべき基本スキルを少し紹介します。 回路設計者には色々な取得するべきスキルがありますが、何が必要なのか?と疑問に感じたときには、当サイトで紹介させて…