ユーザーインターフェースについて
一定の機能を持った電子回路モジュールや電子回路ユニットが別のエンジニア(あるいは顧客のエンジニア)が設計した回路ユニットと接続されて使用される際に、それぞれの回路ユニットの接合部(接続部)をインターフェースと言い、そのインターフェースで問題になることはしばしばあります。
例えば、単純な問題の例としては、仕様書や回路図の表記誤りで入力端子と出力端子を取り違えていたり、モジュール間の電圧レベルや信号周波数が異なり仕様外になっていたというような失敗があり得ます。
また、高速信号の場合では、信号の接続部でインピーダンスが不整合となり、信号品質の劣化が引き起こされることから様々な不具合が発生したりします。
ユーザーインターフェースについては、ユーザーとよく仕様のすり合わせを行ったうえで、回路を使う立場に立って使いやすく間違いのない設計にする必要があります。